Case 10
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技術部 社員対談
ビル・施設・テナントの快適さを守り続ける技術部チーム。空調・電気などの設備を管理し、日々の“あたりまえ”を支える社員たちの思いとは。各拠点を代表する若手社員2名が、仕事に対するこだわりやこれからの目標を語ります。

Mitani Kohei
三谷 幸平
九州支社 技術セクション
2023年入社
Nishizawa Syunya
西澤 竣也
神戸支店
2020年入社
Episode


三谷さんは、どうして朝日ビルディングに入社しようと思ったの?
大学時代に土木工学を専攻し、地盤工学や構造力学を学んでいました。その知識を生かせる就職先を検討しているときに、朝日ビルディングに出会いました。入社の決め手になったのは、設備に対して面白さを感じたことと、安定した事業基盤を持っていたからです。
私も同じですね。学生時代に学んだ知識を役立てられる企業に就職したいと考えていました。あと、朝日ビルディングは、同業と比べ、文化やビジネスの要となる不動産を扱っていたので、建物を通じて社会に貢献できる点が魅力に感じたことも理由です。
入社する前は不安もありましたが、本社での1年間の研修で基礎知識を体系的に学ぶことができました。工事の申請書や見積の読み解き、点検手順などを学ぶ研修で、実務業務を習得できました。
資料だけではわかりにくい場合は、協力会社の方々が行う現場業務にも帯同させてもらえるので、より理解を深められたという思い出があります。
現在、技術的な観点から予算・安全面などを設計・管理する仕事を担当しています。キャリアが若い私が、自信を持って仕事に取り組めるのは、そうした研修のおかげだと感じています。


1年間の研修を終えた後、各拠点に配属となりましたが、研修で基礎的な部分をしっかりと学べたので、スムーズに業務に向き合うことができました。
とてもわかります。それと、技術部は少数精鋭であるため、若手にも規模感の大きな工事などを担当する機会が多くあります。計画から竣工まで一気通貫で経験できるので、早くからこの仕事の魅力に触れられました。三谷さんは、どこに働きがいを感じますか?
各プロジェクトのプランニング業務が中心ですが、点検や工事を行う現場での立ち会いをはじめ、営業担当やテナントのお客様から相談をいただくことも少なくありません。そうした色々な立場の人とコミュニケーションを重ねながら、信頼を深め、ひとつのプロジェクトを完了させられたときがいちばん嬉しい瞬間ですね。
色々な人たちと協力するのは、大変な部分もありますが、その分、喜びも大きくなりますよね。
ビル全体の場合、工事ができる時間帯や、周辺の騒音に配慮しなければいけないなど、色々な制約がありそうですね。
テナントのお客様や協力会社の方々、そして、近隣施設の皆様など、それぞれに合わせたコミュニケーションを取りながら、丁寧に業務を進めていきました。結果的に期日までに工事を終えられたときは、言葉にできないような喜びが込み上げてきました。
プロジェクトごとに色々な人と出会い、互いに支え合いながら、喜びを分かち合えるところが、この仕事の魅力かもしれませんね。


入社した頃より成長を実感できる場面はありますか?
プロジェクトを終える度に最適な対応方法や、柔軟な動き方を学べるので、日々成長を実感できます。最近は一人で担当する案件も増えたことで、より責任感をもって仕事に臨めるようになりました。
私は、色々なプロジェクトに関わってきたので、入社時と比べ、全体を見通す力や調整力が身に付いたように感じています。
あと、資格取得も成長を実感できるポイントですね。大型ビルの電気設備工事の保安監督ができる第三種電気主任技術者の資格取得を達成できたことが大きな自信につながりました。
合格率が10%前後と言われる国家資格を突破できたのは、すばらしいですね。私も入社してから、第二種電気工事士や第三種電気主任技術者の資格を取得したことで、体系的に知識を整理できる力が備わり、実務での応用力も高まったと実感しています。
周囲の方々が資格取得を応援し、仕事量も調整してくださるので、他にも、エネルギー管理士なども取得できました。
制度として確立されているので挑戦がしやすい。何より合格した時の達成感や、仕事の精度にも直結するのでモチベーションも確保できますよね。


今は、どのような目標を持っておられますか?
やはり、これまでの経験をさらに活かし、対応力を高めていくことを目標にしています。現場では予期せぬ出来事がつきものですが、冷静に判断できる力を高めることが次のステップには必要だと考えています。三谷さんは、どうですか?
ビルなどのエネルギーに関する知識を増やし、新たな施設を建設する時にサポートできる立場になること。とにかく、運営統括業務に直結する専門知識を伸ばしていくことが目標ですね。
とても良いことだと思います。また、この業務は一人だけでは対応できない場面も数多くあると感じているので、より高度な知識を身に付け、後輩や協力会社の皆様とも連携し、安心して挑戦できる環境をつくっていくことも私達の役割だと考えています。
周囲を支えることは、自分の成長にもつながりますよね。
地道に一歩ずつ、私たち一人ひとりが成長する力が、朝日ビルディングをより魅力的な会社へ躍進させる力になるはずです。その意識を持って、これからも取り組んでいきたいです。
同じ思いです。個人の挑戦が組織全体の力となるよう、日々の業務に真摯に向き合っていきたいと思っています。